伊東市は16日、総合防災訓練を各地区で開催し約5千人が参加した。メイン会場の南小では川奈区と合同実施し、区民や伊東署、伊東消防署、川奈臨海学園の子どもたちが集まった。倒壊家屋からの救助や消火、煙などの訓練を繰り広げ、災害への備えをした。
訓練は相模トラフを震源とする地震が発生し、市内で震度6弱を観測して沿岸部に大津波が来襲した想定で実施した。南小では警察官や消防隊員がチェーンソーやクレーンを使い、家屋に閉じ込められた人を助け出す様子を実演した。
稲葉祐人・市危機管理監はあいさつで、川奈の海蔵寺にある津波の石柱を紹介した。「伊豆半島は西も東も大きな地震がいつ起きてもおかしくない。どんな地震があるかを知り、住んでいる土地でどういう災害があったかを知ってほしい」と呼びかけた。
総合防災訓練は例年9月に実施していたが、猛暑や台風災害、秋祭りの日程などを勘案し11月に移した。
