伊豆市土肥地区と沼津市戸田地区で、ノリ採りが行われている。漁業権のある地域住民が磯に出て、早春の味覚をかき取っている。
土肥地区の小下田漁港周辺では16日、数人の住民が作業した。打ち寄せる波を背に「貝殻」と呼ぶ金属製の道具でガリガリと音を立てて、岩に自生したノリをかき取った。
この道15年以上の清家みゆきさん(81)は不安定な岩場をすたすたと歩き、手際良く岩のりを採った。「今年は香りがよくておいしい。ご飯におかかを乗せ、巻いて食べるのがおいしい」と話した。
土肥地区では2月末まで続く見込み。土肥の津波避難複合施設「テラッセ オレンジ トイ」の直売所「ありがとう」などに並んでいる。
