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冬告げる「白いカーテン」 「七尾たくあん」大根干し―熱海市伊豆山

 熱海市伊豆山の七尾地区で特産品「七尾たくあん」用の大根の天日干し作業が始まった。同地区の畑にはたくあん用に収穫した大根をずらりと並べて干した「白いカーテン」が登場し、道行く人に冬の訪れを告げている。大根の収穫、干し作業は12月まで続く。
 
 高橋恒夫さん、富江さん夫婦は22日に、作業を開始した。息子や孫なども協力して家族総出で朝から作業に励み、わせ品種の「干し理想」を400本ほど引き抜いた。収穫した大根はひもでくくって2本一組にし、水で洗って風がよく当たる棚に並べた。10日ほど干して漬け込み、12月下旬には同地区の鮮魚店で販売する予定だ。
 高橋さん夫婦によると、今年は暖かい日が続いたため、成長が早く、例年より約1週間早く収穫を開始した。大根の肌は美しく、太さや長さも漬け込み用には申し分ない大きさに育ったという。
 七尾たくあんは天日干しした大根を塩やぬかなどに漬け込み仕上げる。土産品として人気が高く、「白いカーテン」は冬の風物詩として知られる。
 富江さんは「たくあんのファンは多い。でも生産者はどんどん減っている」と語り「朝は海から、午後は山から吹く風が七尾たくあんをつくる。大根を干すと一年の終わりを感じる」とほほ笑んだ。

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