• NEW
    伊豆新聞本社 採用情報

下田市議会一般質問 開国市中止をめぐる質疑

 下田市商店会連盟を中心とする実行委員会が中止を決めた黒船祭「開国市」をめぐる問題が28日、市議会一般質問で取り上げられた。中村敦氏が「原因は市長の対応ではないか」と追及。福井祐輔市長は「誤解がある。実行委員会の皆さんには感謝している」と否定した。
 実行委員会は1月30日、会合を開き、市長への不信感から今年の開国市中止を決定した。商連役員が昨年11月12日、黒船祭秋開催の延期を求め市長と面会した際「『黒船祭は市主催の公式行事であり、民間はその担ぎ手ではない』という市長の見解があり、趣旨に埋めようのない隔たりが生じた」としている。
 中村氏は、昨年9月の自身の一般質問でも市長が同様の答弁しているとして、その真意をただした。
 市長は「黒船祭のメインの担ぎ手は市役所と米国側という意味であり、市民を排除するようなことは言っていない。『黒船祭は市民の協力をいただいて成り立っている』と答弁している」と説明した。
 さらに中村氏は、開国市の補助金が当初半減(その後、元の額に戻す)されたことや、2018年以降「幕末タイムスリップ」という開国市のキャッチコピーが公式ポスターから消されたことなどを挙げ「なぜ官民一体を創出せず、冷遇ともとれる対応を重ねるのか」とただした。
 市長は補助金について「予算が厳しく、全体的に削減が求められている中でのテクニック上の交渉」とし、キャッチコピーについて「『タイムスリップ』は英語ではない上、主にSFの世界で使われている言葉。黒船祭は史実に基づくものなので、削った方が良いのでは、とアドバイスした」と説明した。

■28日の下田市議会の結果

 下田市議会3月定例会は28日、本会議を再開した。委員会に付託していた本年度補正予算など6件を可決した後、福井祐輔市長が2020年度の施政方針を示し、一般質問を行った。
 施政方針で福井市長は、重点事業の人口減対策、観光振興を主体とした経済活性化、防災対策などの施策を示し「初心を忘れることなく、市役所職員、一致団結して能動的に事業を執行し、市民の負託に応えていく」と述べた。

      ニュース

      最新記事

      伊豆新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      ニュースカレンダー