伊豆市の伊豆総合高土肥分校の3年生3人は土肥地域の活性化を目指し、サイクリングイベントの開催を計画している。イベント開催のノウハウがあるスルガ銀行(沼津市)と連携し、地元高校生の視点で地域の名所や名物をサイクリストに紹介する。本年度内の開催を目指し、生徒は熱心に企画を練っている。
選択科目「課題研究(商業)」を履修する平山聡太さん(天城中出)、杉山怜央さん(同)、福室幹太さん(土肥小中一貫校出)が取り組む。3人は土肥や市内の観光課題を「自転車で訪れる人はいても、通り過ぎるだけで滞在してくれない人が多い」と捉え、半年間、サイクリスト向け宿泊施設や電動アシスト付き自転車(Eバイク)で市内を巡るなどし、知見を深めた。
同校で2日、企画発表会が開かれ、3人は▽土肥金山や万福寺など、歴史を感じさせるスポットを巡る「ヒストリーツアー」▽1泊2日で市内全域の観光地を巡るツアー▽運動不足の人がゲーム感覚で楽しめるツアーを行員に提案した。ターゲット像や行程を具体的に示し、実現に向けて行員から助言を受けた。
今後、それぞれの案を一つにまとめ、開催へ準備を進める。現地との調整や宿の手配、イベント周知の広報活動などにも取り組む。3人は「土肥や伊豆市の魅力を知ってもらい、『また来たい』と思ってもらえるツアーにしたい」「イベントを成功させて、分校の入学生をもっと増やしたい」などと意気込む。
