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県指定文化財の牡丹鳥獣文繍帳を3帳展示 御朱印も限定販売―伊豆の国・北條寺

 北条家にゆかりの深い伊豆の国市南江間の北條寺は今月から、北条政子が同寺に寄進したと伝えられている県指定文化財「牡丹鳥獣文繍帳(ぼたんちょうじゅうもんしゅうちょう)」の主帳と左右帳合わせて3点を同時に展示している。同繍帳をデザインした切り絵御朱印の限定販売も開始した。
 繍帳は、本尊を祭る須弥壇(しゅみだん)の前面にかける刺しゅうを施した垂れ幕。牡丹鳥獣文繍帳は、絹地に鳥獣や植物を多彩で重厚な刺しゅうで生き生きと表現し、麻布で裏打ちしてある。室町時代から安土桃山時代のものとされ、寺伝では、中国で制作されたものを北条政子が寄進したとされている。
 通常は主帳のみの展示だが、今回、北条義時が主人公の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」放映にちなみ、ボタンの咲く季節に合わせて3帳同時に展示した。同時展示は、北条政子が主人公の大河ドラマ「草燃える」の放映された1979年以来だという。6月末まで。
 3帳全体にちりばめられたあでやかな牡丹に加え、主帳には鳳凰(ほうおう)、左帳には中国に伝わる聖獣「白澤(はくたく)」、右帳には「麒麟(きりん)」が描かれている。同寺関係者は「パンフレットなどで紹介されている麒麟の実物を見たいという声が多く聞かれた。貴重な文化財をこの機会にぜひ、じっくりと鑑賞してほしい」と呼び掛けている。
切り絵御朱印500部限定販売
 同時展示に合わせて制作した切り絵御朱印は800円。繍帳のボタンが精巧な切り絵で描かれている。500部のみ限定販売される。

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