• 重要なお知らせ
    購読のお申し込みについて
  • お知らせ
    URLが変わりました

三島市の旧小松宮別邸桜御殿が国の登録有形文化財に

 国の文化審議会は19日、三島市一番町の市立公園・楽寿園の隣接地に建つ「旧小松宮別邸桜御殿」(緒明合資会社所有)を含む全国196件の建造物を新たに登録有形文化財とするよう、文部科学相に答申した。同市の登録は9件目。宮家の建築としては全国的に希少であり、明治期の皇室文化がしのばれる貴重な建造物である点などが評価された。個人所有で、現在は非公開となっている。
 旧小松宮家別邸敷地内の楽寿館は市指定有形文化財、梅御殿は国登録有形文化財で、敷地の中心部は国指定名勝及び天然記念物楽寿園として公開されている。
 桜御殿は1892年建築の木造2階建て。小松宮彰仁親王別邸の内の1棟で、敷地北側の高台に建ち、御寝所とされた建物。上下階とも主室ほか、数室を配し、南の小浜池や北西の富士山側を開放的にして眺望を確保。全体を気品ある書院造としつつ、主座敷の床柱を皮付きや磨き丸太の桜木とするなど独創性も交えている。
 本来は楽寿館、梅御殿とともに、一体の建物だったが、現在は渡り廊下などが取り払われ、独立した建物になっている。市では所有者の意向を尊重しながら、今後は一般公開も検討していくという。
 豊岡武士市長は「大変名誉なこと。これからも歴史・文化資源を活用しながら、広域連携や国際交流を促進していきたい」と話す。
 今回、県内で登録されるのは桜御殿ほか、伊東市の旧東郷家別邸(伊東東郷記念館)など3件で、県内の登録数は264件となる。

      教育・学校・文化

      最新記事

      伊豆新聞 デジタル お申込み
      ご購読申し込み月は無料

      ニュースカレンダー