下田市の夏の一大行事「下田八幡神社例大祭(通称・太鼓祭り)」が14日、旧町内で始まった。みこしや太鼓台の巡行、11基の供奉(ぐふ)道具を縄で結んで高々と連ねる「太鼓橋」などが繰り広げられ、約400年の歴史を誇る祭りのボルテージは最高潮。旧町は下田っ子の熱気と汗で活気に満ちている。15日まで。
男衆は肉じゅばんに腹掛け、もも引きの勇壮な姿、女衆は法被にもも引き、雪駄(せった)の粋な格好で祭典に臨んだ。
初日は2カ所で太鼓橋を披露した。初日、一丁目の飲食店「賀楽太(がらくた)」前では、若衆が供奉と呼ばれる榊(さかき)、鉾(ほこ)、四神(青龍、朱雀、白虎、玄武)など11基の道具をつなげロープで結び「ほりゃ、ほりゃ」とかけ声を上げながら豪快に組み上げた。見事なアーチが架かると、観衆からは拍手と歓声が沸いた。
下田出身で東京都内に住む30代女性は「最初から、きれいに太鼓橋が上がり見ごたえがあった。今年も、祭りが始まったという感じでうれしい」と喜んだ。
15日は7カ所で太鼓橋が披露される。
