熱海市初島の複合リゾート施設「PICA初島」に、恋愛成就にご利益があるとされる新参拝スポット「初海(はつみ)神社」が誕生した。伊豆山神社(水谷智賢宮司)の境外社で、8日に同神社や建立企業の富士急グループ・ピカ(山梨県富士吉田市、天野克宏社長)、地元関係者らが集まり遷座祭を執り行った。神事の最後に水谷宮司は「末永く島民をはじめ訪れる市民や、観光客の皆さんにご利益がもたらされることを祈念している」とあいさつした。
五穀豊穣(ほうじょう)や良縁成就、商売繁盛など万能の神で知られる邇邇芸命(ニニギノミコト)、海全般にまつわる大綿津見神(オオワタツミノカミ)の2神を祭る。海を望む社の参道は朝日が昇る方角に位置し、鮮やかな黄色が目立つ高さ約130センチの鳥居が建つ。低い鳥居は「身をかがめてくぐることで汚れを払う」意味が込められ、天野社長は「伊豆山神社と合わせて参拝することでご神徳がさらに高まる。自然やグルメといった従来の初島レジャーに、世代を超えて立ち寄れる新たな楽しみ方が加わるとうれしい」と期待を込めた。
熱海が国産レモン発祥の地とされることで2023年から取り組む、初島レモンプロジェクトの一環。鳥居はレモンを想起させる色をあしらい、通称「レモン神社」とした。東京から遊びに来た20代の女子大生2人は早速参拝し「インスタ映えしそう。良いことが起こりそうな気がする」とにこやかに笑った。
