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大学の同級生、熱海で夢実現 パフェと酒の店 きょうオープン

 熱海市渚町に27日、パフェと酒が楽しめる旅の立ち寄りどころ「パフェバル トラポ」がオープンする。トラポはトランジットポイント(中継地点)の略。同店を営む水頭直哉さん(33)=東京都=、中島幸司さん(33)=熱海市=は「熱海は全体にすてきなところがたくさんある。ここから発信して盛り上げていきたい」と目を輝かせている。
 2人は大学の同級生。水頭さんは都内で人気の飲食店「cafe moimoi」「キッチンバーぐっすり」を営む。会社員の中島さんは6年前、東京と熱海の2拠点生活を開始。結婚、妻の出産が重なり、半年前に本格移住した。大学時代から「2人で飲食店をやりたい」と語り合っていて、中島さんの移住をきっかけに、熱海でその夢を実現させた。
 トラポは海からすぐそばのミライソウゾウスクエア1階に構える。小料理居酒屋だった店舗をできる限りそのまま生かして改装した。カウンター5席、外にも飲食スペースを用意した。パフェはイチゴやミカンなど静岡の食材を使用。酒好きは果実酒などをシロップとしてかけて、ノンアルコール派はそのままで味わう。熱海をはじめ、静岡の地酒もそろえていて、パフェだけ、酒だけの注文もできる。
 2人とも食べ歩き、飲み歩きが好きで日夜、熱海でお気に入りの店を増やしている。その経験を生かし、同店から店をつないでいく。パパとして子育てにも奮闘中で「子どもから大人まで、いろいろな人たちが楽しい場所を見つけられる手伝いをしていきたい。観光のリピーターを増やしていきたい」と希望に胸をふくらませる。
 パフェは1100円~。テイクアウトもできる。金~日曜日の午前11~午後3時、午後5~10時に営業する。詳細は同店のインスタグラムへ。

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