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「出張輪島朝市」始まる 復興支援、きょうと22、23日―河津桜まつり

 河津町の河津桜観光交流館で15日、「出張輪島朝市」が始まった。海産物や輪島塗、民芸品などを扱う3事業者が出店し、買い物客でにぎわった。16日と22、23日にも開催する。時間は午前9時~午後4時。
 
 地震や豪雨で被災した能登半島の復興支援を目的に、河津桜まつり実行委員会が招聘(しょうへい)。河津桜観光交流館前にブースを特設して開催した。
 初日は3事業者がそれぞれ塩辛や乾物、輪島塗の箸、草履などを販売しながら、買い物客と交流した。能登半島地震前と直後の写真を掲示して被害を伝える事業者もいた。
 西伊豆からツアーで訪れた渡辺やすみさん(72)は「応援の気持ちで買いに来た。輪島朝市に行った時にかわいいおばあちゃんに会ったことを思い出した」と話した。東京都の70代女性も「少しでも支援につながったらうれしい」と語り、買い物を楽しんだ。
 輪島市の南谷良枝商店の代表、南谷良枝さん(49)は「『出張輪島朝市』を目的に来てくれる人もいて、うれしかった」と喜んだ。
 ブースの傍らには実行委が能登半島地震支援のための募金箱を置き、行楽客に協力を呼びかけた。
 問い合わせは実行委事務局の町観光協会〈電0558(32)0290〉へ。

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