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“映える”すし、新たな名物に 市内6店舗が7種の魚使い開発―熱海

 熱海市の海の幸をパフェのように美しく盛り付けた新グルメ「熱海魚ギョッとカップ寿司(すし)」が15日、誕生する。市内の飲食店や鮮魚店6店舗がそれぞれ開発し、発売を前に11日、清水町の熱海魚市場で趣向を凝らした一品をお披露目した。見た目、味、食感も楽しい“映える”すしで、熱海の新名物グルメ定着を目指す。
 
 参加店舗は「yoshi―魚―tei」(渚町)▽「とくぞう熱海本店」(田原本町)▽「とくぞう熱海さかな横丁」(銀座町)▽「魚光丸」(上多賀)▽「熱海まぐろや」(田原本町)▽「宇田水産」(桜町)。酢飯と7種の魚介を層になるよう盛り付け、透明の容器で提供することなどを条件にした。テイクアウトにも対応し、価格は店舗で異なる。
 とくぞうの2店舗は創業地・東伊豆町稲取の郷土食「黄飯」を使い、キンメダイやマグロなどを盛り込んで色鮮やかに仕上げた。宇田水産は未活用魚や「熱海だいだいサクラマス」のたたきなどを重ねた。直営のまぐろやと同市場で開催している土曜夜市に並べる。
 同夜市内で「熱海を盛り上げよう」と新メニュー開発の声が上がった。カップすしは客として来ていた市内在住の元テレビ番組プロデューサー・王東順さんが発案した。市内の飲食店などに呼びかけ、参加を募った。
 王さんは「一瞬で人の心をつかむ商品。熱海全体のムーブメントになったらうれしい」と話し、土曜夜市出店者でもある宇田水産の宇田勝社長は「熱海全体に広がり、参加店舗を増やしたい。熱海の食文化を変えていきたい」と意気込んだ。

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