JR伊東駅構内に市民、観光客待望の弁当店が開店した。同駅で長年弁当を販売していた祇園の事業停止以降、半年以上弁当販売が行われていなかったが6月、伊東市岡の日本料理店「割烹きよ仲」が弁当の販売を開始した。8月末までの期間限定だが、9月以降の販売にも意欲を見せている。
場所は祇園店舗のあった空きスペースで、ホーム内外から弁当を購入できるようになっている。きよ仲は1947(昭和22)年の創業。弁当は仕出しなどのみで店舗での販売はしていなかった。同駅では天むす、天丼、伊東ブランドに登録されている「さばの泪(なみだ)」と祐親弁当を販売している。祐親弁当は、5月に開催されている伊東祐親まつりの薪能の見物客のみに振る舞われていた。
同店の開店以降、市民からは「やっと駅弁が帰ってきた」「きよ仲の弁当が食べられてうれしい」という声が多く寄せられている。観光客よりも市民人気が高く、夕食として弁当を買うために駅を訪れる人もいる。シェアしながら手軽に食べられる天むす弁当が特に人気を集めているという。
同店4代目の安達裕一郎さんは「弁当メニューは随時更新して、飽きられないようにしていく。伊東の玄関口なので、きよ仲として伊東を食を通じて盛り上げていきたい」と力を込める。
営業時間は午前9時~午後6時。定休日は毎週水曜日。
