熱海市清水町の起雲閣通りに市内初のクラフトジン蒸留所をオープンした「シークリフ・スピリッツ」は、春の訪れを告げる同市の花「梅」をテーマにしたクラフトジン「BAIEN(梅園)」を開発した。20日に発売したが、わずか2日間で限定100本(500ミリリットル)が完売する異例のヒットとなった。現在、6月の再販に向けて準備を進めている。
四季の移ろいを香りで表現する「SEASONAL EDITION(シーズナル・エディション)」の第2弾。日本で最も早咲きとして知られ、市の花でもある梅。その象徴的な存在に着目し、熱海梅園で収穫された梅の実をキー素材として採用した。
昨年収穫した実を国産米アルコールに漬け込み、梅の香味を丁寧に引き出した。レシピは長期にわたり検討を重ねた。ユズとローズレッドペタルを重ね合わせ、素材本来の「ほんのりとした甘みを感じる」ニュアンスと春らしい余韻を備えたジンに仕上げた。
蒸留責任者でもある釜谷道夫社長は「グラスから立ち上がる香りに、梅のやさしい香りと春の訪れを感じていただけるよう設計した。予想以上に好評で驚いている。6月の再販を楽しみに待っていてほしい」と話す。
再販には今年収穫する梅の実を使用するという。問い合わせは同社〈メールinfo@seacliff.jp〉へ。
