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廃校した学校の机を椅子に再生 伊豆市のふるさと納税返礼品に 飯田木工(伊豆の国)

 伊豆の国市南条の飯田木工(望月隆一社長)は、廃校となった中学校の机を再利用した椅子作りに乗り出した。旧伊豆市立天城中の机の天板を組み立て式のスツール(背もたれのない椅子)に再生している。製品は12月下旬から伊豆市のふるさと納税返礼品にも採用された。机に書かれた落書きなどは、削らずにそのまま生かす。望月社長は「思い出のツールとして、卒業生たちが使ってくれたらうれしい」と思いを語る。

 椅子は座面が直径30センチ、高さは43センチ。脚用の板2枚を十字に組み合わせ、天板をボルトで固定する。材料は全て机の天板を使用した。寄付金額は3万3千円。机3台で椅子が2脚できるという。
 製品は工場で生まれる端材の活用を思案中に思いついた。商品は「組立式脚台具」として特許出願中で、「おもいでの学び舎(や)」として商標登録も申請している。
 アイデアを図面に起こす中、伊豆市が3校を統廃合して新しく伊豆中を開校することを知り、不要になる机の活用を持ちかけた。
 同市教育委員会学校教育課の担当者は「リサイクルすることで、処分すれば消えてしまった思い出が残ることになった。ふるさとを感じ取る貴重な資源を活用していきたい」と期待する。
 同社の工場の端材を使ったスツールも、伊豆の国市のふるさと納税返礼品として採用が決まった。

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