熱海市渚町の創業70年を超える老舗「料理旅館 渚館」は全面建て替えをし11月1日、「熱海ホテル渚館」に改称してリニューアルオープンする。立地を生かして部屋風呂付きオーシャンビューの客室を21室そろえ、オプションで熱海や日本ならではの体験も提供する。29日に開業レセプションを開き、関係者らと新たな船出を祝った。
「古き良き日本の湯治文化×現代の多様なライフスタイル」をコンセプトに、和モダンな外観、内装にした。10階建てで8タイプの部屋を計28室用意。最上階には源泉かけ流しの半露天風呂付きで、広さ100平方メートルを超えるスイートルームもある。
オーシャンビューの客室からは海や花火など熱海ならではの景色が楽しめる。熱海で古くから続く「芸妓(げいぎ)文化体験」や、日本のおもてなしを体感できる本格的なすし店も館内に備えた。
料理旅館渚館は1953年に創業した。2019年に土地、建物を「東日本都市開発」に譲渡。ANAファシリティーズが借り上げ、旧軽井沢ホテル音羽ノ森が運営している。
旅館時代の思いを継承し、食事は地場産食材を中心にした懐石料理を提供する。ペット同伴可能だったことから、同ホテルにもペットと宿泊できる部屋も用意する予定だ。料金は1泊2食付き大人1人5万円から。
鈴木健夫社長は「かつての渚館の志を受け継ぎ、新しい歴史を築く」と力を込めた。
