下田市一丁目の下田八幡神社で20日に行われる「ヨイ・酔い・夜祭」に、下田の新グルメ候補が登場する。須崎の漁師が取った下田マグロだ。同祭では下田産のマグロ握り100貫を無料で振る舞い、新しい下田の特産品としてPRする。
同祭実行委員で民宿「小はじ」を営む小川浩史さんによると、ここ数年、神子元島周辺でマグロが釣れるようになったという。そのマグロを下田の名産にしようと須崎の大了丸船長、長谷川大知さんが協力し、無償で提供する。
下田で釣れるのは本マグロなどの高級マグロだ。だが、下田で水揚げされることはなく、他港から東京・豊洲市場などで取引されている。小川さんは「価値の高いマグロがせっかく下田で揚がっている。下田マグロとして流通すれば、新しい特産品になる」と意気込む。
祭では午後3時半から、小川さんがマグロを解体し、同市二丁目の寿司店「美松」の植松隆二さんが握る。現在本マグロの禁漁期のため、提供するのはキハダマグロになる。
また、豪華景品が当たる抽選会もある。午後7時15分から餅まきを行い、その餅に当選番号が記してある。景品はディズニーランドのペアチケット、折りたたみ自転車、「リファ」高級ドライヤーとヘアアイロン、和牛セットに米と大盤振る舞いだ。
実行委員の稲葉貴士さんは「下田、南伊豆の民間企業が祭を盛り上げようと協力してくれた。地元の人、観光客みんな一緒になって楽しめる祭りにしたい」と語る。同実行委員会では、来年は同神社で盆踊りを企画しており、今回の祭でその弾みをつけたい考えだ。
祭は20日の午後3時スタート、雨天決行。
