田久保真紀・伊東市長の学歴詐称疑惑に端を発した騒動に対して市に寄せられたクレーム件数が11日、1万件に達した。累計で1万55件(電話4690件、メール5365件)となった。ここ最近は収まっていたものの、市議会から不信任決議を突きつけられた田久保市長が市議会解散を選択、通知した10日を境に“再燃”。市庁舎内に電話が鳴り響く様子も見受けられた。
■「議会解散とんでもない」「選挙費用を負担しろ」 8割が市外
累計は、田久保市長の除籍が明らかになった7月2日以降。当初は市秘書広報課へ届いた数字のみだったが、8月中旬からは庁内全部署に拡大して集計している。
10日以降は「解散なんてとんでもない」「根拠が見えない」「新しい市長になることを願う」「解散を選んだ市長が、選挙費用を負担するべきだ」「市長はどうして辞めないのか」「市長の説明に納得できない」など、田久保市長への批判的意見が圧倒的だった。一方で「メガソーラー問題への反対姿勢は良いと思う。頑張ってほしい」と、ごく一部に市長を応援する内容もあった。
同課によると、確認は取れていないが、市外からの意見や苦情が多く、全体の8割程度とみられる。遠くは、九州や山形県からも寄せられたという。同課担当職員は「多くの意見を重く受け止めているが、一日も早く日常業務に戻れるように願っている」と話した。
