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田久保政権100日の節目 新図書館中止即断も進まぬ市政―伊東市

 伊東市の田久保真紀市長が就任から、5日で100日を迎える。新図書館工事の入札停止という最大の公約を就任2日目に実行したものの、その後は自身の疑惑も相まって市政が進まない状況が続く。田久保市政の動きを改めて振り返る。
 
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 この間、学歴詐称疑惑に端を発し、▽不定期な登退庁▽交流サイト(SNS)トラブル▽市公式見解と異なる情報発信▽市長単独で特定事業者と交渉する業務マニュアル違反―など問題が頻発した。疑惑発覚後、市役所には電話やメールによる苦情が続いている。
 田久保市長の登庁時刻は一定しない。市当局は危機管理上から午前9時の登庁を頼んだものの、10時台が一般的だ。8月13日には行き先を告げず3時間の中抜け、18日は終日所在が分からなかった。
 市職員との信頼関係も崩れた。決定打は広報いとう発行事務に関する7月28日の発言だ。市長は虚偽事項が載った広報紙について「所管は私ではなく行政の方」と、行政の長としての責任を職員に押しつける言葉を述べた。広報紙の内容は市長も確認している。
 その後も、伊豆高原メガソーラー計画や白紙になった新図書館について、市の公式見解と異なる内容を週刊誌やSNSで発信し職員は対応に追われる。特に市と事業者で裁判が続くメガソーラーでは、市長の発信が事業者側へ有利に働く可能性を指摘する人も。
 市政の面では、副市長と教育長の人事案を提出できない異例の事態が続く。特に教育長の不在は学校統廃合の遅延につながる。公約した徹底的な経済対策も具体案は見えない。
 市政停滞を市議会の責任という人もいる。ある非自民系の元市議は「市長も悪いが議会も悪い。あれでは市長は仕事ができない。もっと働かせてほしかった」と、疑惑の追求に不満を漏らした。

      9月 5日の記事

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