河津町の異業種の3人がコラボした商品「河津風鈴セット」が誕生した。七滝茶屋ガラス工房の福司康介さん(47)手作りの「七滝風鈴」に大工天匠の鈴木利雄さん(47)が手がけた杉板の短冊を付け、さらに相馬工業の相馬大夢さん(26)が鉄筋で作ったつるし台に飾った。コーディネートした福司さんの妻・美希さん(44)は「卓上など部屋に飾って涼やかな音色を楽しんでもらえる」とアピールする。
福司さん夫妻が都会のマンションで暮らす客から、「風鈴をほしいが、窓辺につるすと音が近所の迷惑になる」といった声を聞いたのがコラボのきっかけ。町商工会員としてのつながりもある鈴木さんや相馬さんに相談し、商品作りが具体化した。
鈴木さんは「目の詰まった杉ならば、板がそらない」と考え、厚さ2ミリの短冊を作った。相馬さんは試作した上で、福司さん夫妻の要望を踏まえて改良した。試作品よりも細い直径6ミリの鉄筋を使い、つり下げ部分のデザインも変更した。
建築物の鉄骨工事を主に手がけている相馬さんにとって小物製作は初めてで「アイデアを出し合って形にするのは面白かった」と振り返った。
河津茶屋併設の吹きガラスコーナーに陳列したところ、「これならば軒に下げずに部屋に飾れる」と早速買い求めた客がいたという。康介さんは「台をきゃしゃなイメージで作ってもらえて、満足いくものができた」と喜ぶ。美希さんは「子どもたちに物作りの楽しさも伝わるとうれしい」と期待する。
1セット6600円。同コーナーで扱う他、8月3日に河津桜観光交流館駐車場で開催の「みんなでみんなの盆踊り」に出店して展示販売する。
問い合わせは七滝茶屋〈電0558(36)8070〉へ。
