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一般による初のメインビジュアル 怪獣映画祭ポスター完成 上映作品も決まる―熱海

 「熱海を怪獣の聖地に」を合言葉にしたイベント「熱海怪獣映画祭」(10月18、19日)のPRポスターがこのほど、完成した。今年は昨年の「新怪獣お絵かきコンクール」で副賞「メインビジュアルを描く権利」を手にしたあけがた・あとりさん(東京都)が手がけた。一般によるメインビジュアルの作画は初めてで、注目を集めている。
 ポスターにはあけがたさんによるオリジナル怪獣「ガワラ」が、熱海城に襲いかかる様子を大迫力で表現した。下から熱海城を見上げる構図はこれまでになく、同映画祭関係者をうならせたという。
 「メインビジュアルを描く権利」は次世代のクリエーター発掘を目指し、昨年初めて副賞に設けた。あけがたさんは今年2月から関係者と相談しながら構想を進めてきた。ポスターは、市内各所に掲示されている。
 あけがたさんは「映画祭当日、熱海の町を歩いて家族でポスターを見つけるのが楽しみ」とコメントした。同映画祭の上映作品も決まった。「ゴジラVSメカゴジラ」をはじめ、昭和期の特撮作品「月光仮面」や「西遊記」を中央町の熱海芸妓(げいぎ)見番歌舞練場で上映する。
 同映画祭を主催する一般社団法人「熱海怪獣映画祭」の水野希世代表は「熱海の人に映画祭を認知してもらい、怪獣を熱海観光活性化につなげたい」と意気込む。

      7月23日の記事

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