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マチモリが祭り参加型宿泊プラン販売 祭り運営の課題解決へ―熱海

 熱海市銀座町の「ゲストハウス・マルヤ」を運営する、同市のまちづくり会社「machimori(マチモリ)」(市来広一郎代表)は、7月14~16日の来宮神社例大祭(通称・こがし祭り)に、観光客が銀座町内会の一員として参加できる宿泊プランを販売している。初めての企画で、市来代表は「子ども不足などで祭りの運営に苦慮する町内会も多い。この企画が起爆剤となり、地域の課題解決につながってくれたらうれしい」と、市内宿泊施設への波及効果に期待する。
 「マルヤ」に15日から2泊3日で滞在するプランで、一人1万8千円から。宿泊者は、掛け声やおはやしのリズムの取り方などを学ぶ講義を受けた後、町内会の一員の目印となるオリジナルタオルを身に着け、山車運行などに参加する。
 今年は同施設が同町の詰め所になることから、宿泊者に祭りを体験してほしいと企画した。料金には参加費、酒などの飲料費、夕食の弁当代、祭典後の懇親会出席費用などを含む。今後は同社が運営する他の宿泊施設でも予約を受け付ける。
 祭りの呼び物の「山車コンクール」は、若者の流出や子どもの減少などで参加数が年々減少しているという。同町祭典委員長の小倉一芳町内会長は「人口減で祭りに関わる人が少なくなっている。にぎやかになることはいいこと。参加して熱海の祭りの楽しさを広めてほしい」と歓迎する。
 マルヤはカプセルホテル型で単身客が多い。市来さんは、日本文化に触れたいインバウンド(訪日外国人旅行者)の需要に期待しながらも、「家族連れが利用する旅館やホテルが町内会と取り組めば、毎年参加しに宿泊する子どもも増え、より盛り上がる」と展望を語る。

      6月19日の記事

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