暑かったり、寒かったりするため、秋なのか体感ではっきりしない日が多い。三十六歌仙の一人で、平安時代の貴族・歌人藤原敏行は風の音だけで秋の到来を感じた▼敏行は「秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども風の音にぞおどろかれぬる」と詠ん...
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